◆医学科6年次 髙礒 甫隆
昨年11月、ネパール連邦民主共和国の Tribhuvan University Teaching Hospital(TUTH)にて1週間の眼科実習をさせていただきました。TUTH はネパール国内で最高峰の大学病院で、アジア最貧国と言えども医療物資や人材は十分に備わっている印象でした。
今回、私は主に外来での実習をさせていただきました。患者と医師はネパール語で会話がなされますが、医師同士の医学的な会話は英語で行われることもあります。患者は毎日200人以上来るようで、広い診察室には早く診察してほしい患者の皆さんが押し寄せていました。そんな中で、眼科レジデントたちが私に細隙灯をのぞかせてくださったり、所見の解説をしてくださったりしました。現地で支援活動を行う内藤先生の働く様子も見せていただき、大変学びの多い1週間となりました。
最後に、このような機会を与えてくださった眼科学分野の三田村先生、内藤先生をはじめ、お世話になった皆様に心より感謝申し上げます。
「医学部だより第36号」より転載