医学部教育支援センター疯狂体育,疯狂体育app下载らせハノーバー医科大学交換留学生プログラム体験記2017

ハノーバー医科大学交換留学生プログラム体験記2017

◆医学科5年 薮野 淳也

私は今年度4月の1ヶ月間、Medizinische Hochshule Hannover(MHH) のKlinik fur nuklearmedizin(核医学科)で学外選択実習を行ってきました。PET/CT、SPECT、シンチグラフィーなど日本で行われている診断のほかに、日本ではあまり行われていない、そしてドイツで盛んに行われている、前立腺癌に対するPSMA Ligand Therapy や、肝がんに対するSelectiveInternal adiation Therapy(SIRT) など様々な手技や治療を見学することができました。医師と患者のやりとりはもちろんドイツ語で行われたのですが、先生方は英語が流暢なこともあり英語ですべて説明してくれたり、患者さんも非常に協力的で日本に対して興味を持ってくれたりなど素晴らしい環境であり、ドイツのみなさんの温かさを感じました。さらに実習で医療について学ぶだけでなく、MHH の学生や欧州各国からの留学生と交流する機会もあり、とても刺激的な毎日でした。お互いの国について様々な話をしたり、一緒に観光したりと親睦を深めることができました。
このドイツでの貴重な経験は、医療人としての私の将来に非常に重要なものとなっていくと確信しています。このような機会を与えてくださった諸先生方、そして関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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同時期に実習をしていたMHH の学生との採血練習

◆医学科5年 吉原 美沙子

今年の4月、ハノーバー医科大学(MHH)神経内科に留学しました。1ヶ月の間、Stroke Unit、神経内科病棟、神経生理学検査室を回りました。ドイツ語の挨拶しか学んでいなかった私にとって、ドイツの大病院で実習することは不安でしたが、実際には多くのことを学ぶことができました。
病棟実習では、神経内科の先生に英語の話せる患者さんを紹介していただき、一人で問診、神経診察などをさせていただきました。また、日本では稀な疾患や、日本と異なる治療法を経験することができました。
週末には、様々な国の医学生や他の大学の留学生と、旅行やドイツ料理、お花見、カラオケ、MHH パーティーなど非常に楽しい時間を過ごしました。今まで日本以上に住みやすい国は無いと思っていましたが、ドイツは日本人にとって本当に住みやすい国だと感じました。
他にもドイツと日本の違いや、留学中感じたことは多々ありますが、また留学報告会などの機会により詳しく、徳島大学の皆様、特にハノーバー医科大学への留学をこれから考えている方々に、この度の経験を伝えられたらと思っています。最後に、このような貴重な機会を与えてくださった諸先生方、お世話になりました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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MHH Neurology staff room
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MHH Neurology 集合写真

◆医学科5年 川村 晨

私は、4月の1ヶ月間、ドイツのハノーバー医科大学(MHH)神経内科学分野で臨床実習に参加させて頂きました。
神経内科一般病棟で1週間、脳卒中ユニット(SCU)で3週間、実習しました。神経内科病棟では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や多発性硬化症など難病患者の診察を経験し、SCUでは、救急車で運ばれてくる脳卒中患者の初期診察を見学しました。また休日は、ベルリンやハンブルクなどの近郊都市に旅行したり、ドイツの学生にホームパーティーに招待していただいたりしました。
今回の留学で強く記憶に残ったことは、MHHの学生はとても能動的に実習に参加していたことです。MHHでは2年次から附属病院での実習が始まるので、5年次には静脈血採取はもちろん、腰椎穿刺なども行っていました。上級医や看護師からも戦力として認められている同じ5年生の姿を見て、世界のライバルはこんなにやっているのだから、与えられたノルマに執われず、能動的に実習しようと思いました。
このような貴重な機会を与えてくださった野寺先生を始め、協力していただいた全ての皆様に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

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◆医学科6年 金谷 実華

選択実習Ⅱとしてドイツのハノーバー医科大学の神経内科分野で実習を行いました。ドイツ語ばかりの環境で大変でしたが、病棟で様々な症例や検査などを経験することができ、自分で採血も行いました。ボトックス外来で患者さんと握手をするなどの日本との違いを感じました。実習中に先生と気軽に話しをしたり、一緒に昼食をとるなど日本よりも近い距離で先生と関わることができました。そして現地の医学生のレベルの高さには圧倒されました。様々な人種の患者さんがおり、ドイツにおける人種の多様性を肌で感じました。
また、放課後にスキルスラボで開催された点滴セミナーに参加し、手技の練習を行うことができました。
大学寮の友人と放課後にシティーに出かけたり、最終日にはイスラエル料理などを作るといった交流もできました。貴重な経験をする機会を与えてくださった梶教授をはじめとする臨床神経科学の先生方、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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「医学部だより第35号」より転載

◆医学科4年次 小林 陽花

昨年の8月、ハノーバー医科大学の神経内科に留学しました。前半の2 週間は、Alzheimer unit 、Stroke unit などの病棟で見学し、後半の2 週間は、EMG(筋電図)などの検査を見学しました。人種差や食、移民文化の違いなどにより、日本と異なる症例を見ることができ、貴重な経験ができました。病院の先生方や学生たちは、年齢や立場に捉われず名前で呼び合い、和やかな雰囲気でした。学生たちは、疑問に思ったことやしてみたい実習など自ら提示して能動的に学んでいるのが印象的でした。休日は、現地の学生や留学生たちと幅広く交流を持つことができ、充実した時間を過ごせました。
今回の留学で、世界の広さ、他国の医学生たちの熱さに圧倒され、私ももっと広い視野を持って能動的に勉学に励もうと思いました。このような素晴らしい機会を与えてくださった神経内科の野寺裕之先生はじめ、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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「医学部だより第36号」より転載

最終更新日:2019年5月9日

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