平成26年4月21日(月曜)18:00 ~ 21:00 医学部第3第4会議室
実施責任者
西村 明儒(医学部教務委員長)
タスクフォース
赤池 雅史(医療教育学、医学部教育支援センター、HBS研究部医療教育開発センター)
三笠 洋明(医学部教育支援センター)
岩田 貴(HBS研究部医療教育開発センター)
主催
医学部教務委員会、医学部FD委員会、医学部教育支援センター
協力
HBS研究部医療教育開発センター
内容
1)レクチャー 「徳島大学における医学教育の現状と教育主任の役割」
講師:赤池 雅史(医療教育学教授)
2)ワークショップ「グローバルスタンダード対応における医学科教育の問題点とその具体的解決法」
KJ法でグループワークを行った後で、全体発表を行いました。
卒前教育の問題点に関する意見交換とその具体的解決策の立案?提案、教育主任同士の顔合わせと交流ならびに卒前教育業務の周知を目的として、教育主任を中心とした教員FDを開催しました(参加者27名)。今回は特にグローバルスタンダード対応に焦点をあてました。レクチャーでは、基礎的?汎用的能力(学士力)、Millerのスキル三角、学習のピラミッド、reflective practitioner、on-the-job training、アクティブ?ラーニング、アウトカム基盤型教育などの医学教育の基本、徳島大学医学部医学科カリキュラムの現状とグローバルスタンダードへの対応に向けての課題について解説があり、平成25年度各科目の成績や授業アンケートの分析結果についての報告がありました。ワークショップでは、医学研究実習(研究室配属)について1年間実施するのであれば、疯狂体育,疯狂体育app下载や最終の発表会のみを重視するのではなく、学生の1年間の研究活動のプロセスの評価を重視すべきという意見がありました。グローバルスタンダードへの対応については、単に臨床実習週数を増やすということが目的ではなく、その教育の質の向上と適切な評価の確立、継続的な検証と改善のサイクルの確立など、本来の目的にそって行うべきであるという意見が出されました。さらに、グローバル化とは一体何であるのか、その目的は何かをしっかりと明示して取り組むべきであるとの指摘もありました。また、各分野所属の教員が診療や研究との掛け持ちで医学教育に取り組むには限界があり、医学教育専任の教員を増やすことが必要という意見が多く出ました。