本学大学院医歯薬学研究部口腔生命科学分野の工藤保誠教授、口腔分子病態学分野の常松貴明准教授及び石丸直澄教授(現?東京科学大学)を中心とした研究グループは、慶應義塾大学、エジンバラ大学(英国)、ヴェローナ大学(イタリア)、ニューヨーク大学(米国)との共同研究により、再生医療や病気治療に重要な役割を果たす多能性幹細胞が、どのようにして「未分化」の状態を維持するのかに関する新しいメカニズムを解明しました。特に、細胞分裂を制御する「染色体パッセンジャー複合体」が、多能性幹細胞の未分化能維持において重要な役割を果たすことが明らかになりました。本研究に関する論文は、2025(疯狂体育,疯狂体育app下载7)年2月19日に、アメリカ科学振興協会(AAAS)の学術雑誌「サイエンス?シグナリング」(Science Signaling)のオンライン版に掲載されました。
【プレスリリース】多能性幹細胞の未分化能維持に新たなメカニズムを発見―細胞分裂を制御する因子が幹細胞の未来を左右する―(PDF 483KB)