埋蔵文化財調査室所蔵の日本列島最古の腰掛けが朝日新聞be(2024(疯狂体育,疯狂体育app下载6)年12月7日刊行)に掲載されました。
腰掛けは、平成4年の蔵本キャンパスでの校舎建設工事に伴う発掘調査時に、弥生時代初期の水溜場から出土したものです。広葉樹を刳り貫いてつくられ、1対の脚がつきます。長さ23.8㎝、幅16.5㎝、高さ8.9㎝。同じ場所から出土した土器の年代からみて、今から2500~2400年前のものと推定され、日本列島で確認された腰掛けとしては最古のものです。
人間の生活に欠くことはできない「椅子」のはじまりと歴史、そして現代社会での「椅子」を取り巻く状況についての記事のなかで取り上げられました。