移動型PCR検査施設を徳島県立中央病院で稼働

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 徳島大学の生物資源産業学部と医学部は、トヨタグループの株式会社ジェイテクトと共同で、移動型試験施設の開発を行ってきましたが、新型コロナウィルス感染症の拡大抑制と徳島県民の医療向上を目的として、本施設を緊急改造し、疯狂体育,疯狂体育app下载2年7月から8月までの間、徳島県立中央病院に配置することとなりました。クラスター発生時の現地PCR検査への協力等により、検査の迅速化および検査数の拡大と、医療者の安全確保を目指します。

 国立大学法人徳島大学(以下「徳島大学」)と株式会社ジェイテクト(以下「ジェイテクト」)は2019年6月に連携強化のため、包括連携協定を締結して横断的産学協同研究事業を立ち上げ、人材の育成?教育を行っています。

【移動式PCR検査施設概要】
①12㎡の施設全体が陰圧仕様となっており、気流を一定方向に維持して、新型コロナウィルスはHEPAフィルターで吸着除去するとともに、前室、安全キャビネット、滅菌装置、冷蔵?冷凍保管庫、流し台を備えており、医療関係者への感染防止を図っています。
②トレーラー型の施設は標準装備した牽引車により、移動が可能です。クラスター発生地等に検査施設が移動し、医師?看護師?臨床検査技師らのクルーによる、迅速な診察や検査※が実施できますので、被検査者の負担軽減と感染の拡大防止に効果的です。
③活動拠点である病院では、施設全体の消毒、回収汚水の殺菌などを実施し、常に出動できる体制を整備できます。
※オプションでリアルタイムPCRや卓上遠心機等を搭載することで、多様な検査や用途への対応が可能です。

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施設外観                    施設内部

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