徳島大学では、平成29年6月3日(土曜日)に、平成27年から開催している「まちしごとファクトリー」について、「まちしごとファクトリー2017キックオフセミナー」をタウンミーティングに位置付け、徳島大学フューチャーセンター『A.BA』において開催しました。
タウンミーティングは、本学が徳島県内市町村の有する課題を取り上げ、その解決に向けた地域と大学の相互対話による取り組みについて協議するもので、地域貢献事業の一環として毎年県内各地で開催しており、今回で14回目となります。そして、まちしごとファクトリーは、地域に根差した仕事の担い手を育てることを目的に本学、徳島新聞社及び徳島県信用保証協会の共催で実施しており、今回のセミナーには大学生、自治体関連職員、関連団体の関係者など約90人の参加がありました。
はじめに、岡山県西粟倉村で一次産業再生や起業支援に取り組むエーゼロ株式会社代表取締役の牧 大介氏から「地域で仕事を起こす」と題して、自身の体験を振り返りながら、起業に対する考え方について基調講演を行いました。
続いて行ったパネルディスカッションでは、牧氏に、神山町で農場や食堂経営に取り組む株式会社フードハブ?プロジェクト支配人の真鍋 太一氏と農業長の白桃 薫氏、三好市でバーなどを営むオウライ株式会社代表取締役の西崎 健人氏を加え、徳島大学地域創生センター田口副センター長によるコーディネートのもと、「地域との関係/仕事と地域」をテーマに、仕事における地域との関係性や関わり方について意見交換を行いました。
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会場の様子
基調講演 牧大介代表取締役(エーゼロ株式会社)
パネルディスカッションの様子
(左から田口副センター長(徳島大学)、
牧代表取締役(エーゼロ株式会社)、
西崎代表取締役(オウライ株式会社)、
真鍋支配人?白桃農業長(株式会社フード?ハブ?プロジェクト))