大学院社会産業理工学研究部長
山中 英生
徳島大学社会産業理工学研究部は徳島大学常三島キャンパスにある学域に属する教員から構成される教員組織で,所属する教員は研究とともに,常三島キャンパスにある学部?大学院の教育を担当しています。
徳島大学では平成28年4月に,旧総合科学部の文系を中心として新たに設置した「総合科学部」,旧総合科学部の理系(総合理数学科及び社会創生学科環境共生コースの一部)と工学部(生物工学科を除く各学科及び工学基礎教育センター)が協力?融合した「理工学部」,旧総合科学部社会創生学科環境共生コース及び工学部生物工学科から組織した「生物資源産業学部」を常三島キャンパスに設置しました。さらに平成29年4月に,教育-研究-教員の組織を構成し,人材の所属と業務を適切に配置する方針のもと,従来の組織を,教育組織,研究組織,教員組織に分離しました。この際に,常三島キャンパスに属する組織として,「社会総合科学域」,「生物資源産業学域」,「理工学域」の3つの学域の教員で構成された社会産業理工学研究部が設置されました。本研究部は,常三島キャンパス内の学生?大学院生の教育を担うとともに,多様な分野の教員が連携して研究を推進できるような組織を目指しています。
現代社会の抱える問題は多様化しており,その解決には従来の専門分野を超えた連携や協働が必要となっています。このため大学においても,従来の文系?理系と枠組みにとらわれない教育?研究とその貢献が希求されるようになっています。2015年に国連が掲げたSDGs(Sustainable Development Goals)の目標や,全ての人とモノがつながり,様々な知識や情報が共有され,新たな価値を創出する社会Society5.0の実現など,大学における研究?教育には新たなチャレンジが期待されています。
本研究部に所属する教員は多様な専門を有し挑戦的な研究を進めており,その概要を本ウエブページで公開をしています。また,研究者との出会いの場として,年に1回「社会産業理工学研究交流会」を開催しています。これらを通じて,研究者同士の連携とともに,地域や社会との共創を進めてまいります。
社会総合科学域
http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/organization/10995/index-ja.html
https://www.ias.tokushima-u.ac.jp/region/researcher/
理工学域
http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/organization/309158/index-ja.html
https://www2.st.tokushima-u.ac.jp/News/st_Innovators-Tomorrow/
生物資源産業学域
http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/organization/309169/index-ja.html
https://www.bb.tokushima-u.ac.jp/graduate-school/