徳島大学間仕切りデザインプロジェクトでは「地域に根ざした身近な材料を利用する」と「心と心を繋ぐデザイン」の2つをテーマとして間仕切りのアイデアを募集しています。皆様のご応募をお待ちしています。
背景
新型コロナウイルス感染症と自然災害の複合災害の発生が懸念されている中、災害時に開設される避難所の感染症対策の一つとして「間仕切り」が注目されています。間仕切りは、飛沫防止とプライバシー保護に役立ちます。
動機
避難所で使う間仕切りは自治体が準備する備蓄品であり、全ての避難所に十分な数は配備されていません。また、支援物資として他県から届く場合にも時間がかかります。そこで、私達は、身近な材料を使って簡単にできる間仕切りの作り方が分かれば、避難者が自分達の手で作ることができると考えました。さらに、飛沫防止とプライバシー保護のために空間を分離する機能を持ちつつも、人の心と心を繋ぐようなデザイン性の間仕切りがあれば、避難所が少しでも居心地のいい優しい空間になるのではないかと考えました。
目的
本企画では、「地域に根ざした身近な材料を利用する」と「心と心を繋ぐデザイン」の2つをテーマとして間仕切りのアイデアを募集し、その知恵を県民で共有することによって避難所の安心と感染症対策の一助となれば幸いです。
募集内容
テーマにそった未発表でオリジナルのデザインに限ります。
【テーマ】
A.地域に根ざした身近な材料を利用する
(例:農業や漁業など地場産業で使う資材、和紙や藍染など)
B.心と心を繋ぐデザイン(色、形、素材など自由)
【アイデア部門】
- AかBのどちらかのテーマを選択
- 実現可能性よりもアイデア重視
- A3サイズ(横向き、片面) の用紙1枚に書いてください
- イラストや写真で表現する(寸法は必要ありません)
- 作品のタイトル、アイデアの説明文を添える(テーマAの場合は使用した材料など、テーマBの場合:どのような繋がりが生まれるかなど)
【プロ部門】
- AとBの両方を満たすもの
- アイデアに加えて実現可能性も重視
- 30m×20mの体育館に2m×2mの間仕切りを配置するイメージ
- A3サイズ(横向き、片面)の用紙2枚以内に書いてください
- 図面とパースで表現する
- 作品のタイトル、アイデアの説明文、材料費の簡単な試算
応募期間
2020年7月17日(金)~8月31日(月)
賞
最優秀賞(1点)、優秀賞(2点) に図書券を差し上げます
参加方法
提出物を下記の住所まで郵送もしくはメールで送ってください
〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地
徳島大学 理工学部 社会基盤デザインコース 金井 宛
junko.kanai@tokushima-u.ac.jp
※応募の際には、氏名、住所、電話番号を必ず記入してください
参加資格
不問、個人またはグループ
結果発表と作品展示
- 受賞作品の結果発表:2020年9月中旬
- 展示:8月中旬~10月30日にかけて徳島大学日亜会館1階 ガレリア新蔵で開催する「徳島大学の防災展」などで展示
- 氏名、お住まいの市町村名(例:徳島太郎?徳島市)を表示します
- 提出物は返却いたしません
著作権の取り扱い
- 応募作品の著作権は応募者に帰属します
- 主催者による作品展示、テレビや新聞等での作品紹介について、応募者は承諾したものといたします
主催
徳島大学間仕切りデザインプロジェクト
後援
徳島大学環境防災研究センター、株式会社 新居伝
問い合わせ先
〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地
徳島大学 理工学部 社会基盤デザインコース 金井
junko.kanai@tokushima-u.ac.jp
tel:088-656-7347