平成28年10月1日(土曜日)パネル討論会:

有機合成化学協会中国四国支部主催の第74回パネル討論会を本学薬学部で開催しました。
本年度は「次世代を切り拓く全合成研究の若い力」と題して、全合成研究の第一線でご活躍中の若手の先生にご講演をいただきました。
113名の参加者を得て、講演会場は大いに盛り上がりました。
講演会後の意見交流会(ポスター討論会)でも活気溢れる議論が続きました。

ご講演いただきました講師の先生方、ご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

実行委員長:難波康祐

実行委員長の挨拶
討論会の様子1

会場は満席です
討論会の様子2

トップバッターは慶応大学の佐藤隆章先生です。
アミド結合の変換反応から天然物合成まで鮮やかな研究の展開で聴衆を魅了しました。
討論会の様子3

次は岡山大学の高村浩由先生です。
超巨大天然物の構造決定のための合成研究で圧巻のデータ量でした、本当に凄かったですね。
討論会の様子4

3人目は徳島大学の重永章先生です。
独自のプローブSEAlideの開発から応用展開までをご紹介いただきました。
化学合成でタンパク質がここまで作れるようになったのかと、有機合成化学の進歩を感じた素晴らしい講演でした。
討論会の様子5

全合成の若手講演会ならば、トリは当然このお方、名古屋大学の横島聡先生ですね。
何故そんなに次から次へと全合成できるのでしょうか?
討論会の様子6

交流会の締めは横島先生のご挨拶で
討論会の様子7

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