薬学部附属薬用植物園では、恒例の薬用植物園一般開放を10月16日(月)~20(金)の5日間開催します。
園内では、薬用植物を含む約800種の植物を観察することができます
今回の開放では、藍を使って描かれた植物画の展示や、様々な香りの植物から抽出されるアロマオイルの展示?解説及びハッカ油の抽出の実演を行います。
※本開放は、「国立大学フェスタ2017」の一環として実施するものです。
徳島大学薬学部附属薬用植物園 概要
ご来園の皆様が園内を分かりやすく観察していただけるよう、概要図と園内見所をまとめたチラシを準備していますので、それを手に園内をご覧ください。また、北側と南側エリアそれぞれに、休憩ができる東屋があります。本年の一般開放の見所は以下の通りです。
園内の見所
園内では絶滅危惧植物園、水生植物園、民間薬園、漢方薬園、ハーブ園等のテーマ毎に配置した約800種の植物を観察することができます。
絶滅危惧植物園
絶滅危惧種ハマビシが群落を作っています。自転車をパンクさせるほど鋭い金平糖のような果実を観察してください。
水生植物園
北側の池付近では、ノブドウが青色や紫色のカラフルな果実を実らせています。南側の池では、直径1mほどの大きな葉のオニバスが一面に広がっています。
民間薬園
ハブ茶の原料になるエビスグサが大群落を作り、たくさんの果実を付けています。また、弘法大師の薬草のひとつヒキオコシ(延命草)の群落も見ることができます。
漢方薬園
徳島県出身で「薬学の祖」と言われる長井長義博士に縁のある薬用植物マオウ他、多くの漢方処方薬のもとになる植物をご覧ください。
温室
ギネス第2位の強烈な辛さのトウガラシ?ブートジョロキアやシャネルの5番の原料となる植物イランイランを観察することができます。
樹木園
徳島県で発見された貴重な野生絶滅植物のコブシモドキを、近縁種コブシとあわせて観察することができます。
お問い合わせ先
徳島大学薬学部附属薬用植物園
徳島市国府町日開536-3
(徳島バス竜王団地線?石井循環線 日開(ヒガイ)徒歩5分)
柏田 良樹(薬用植物園長)
今林 潔(担当者)
電話番号:088-642-1444(薬用植物園)