医学部弓道部主将 医学科4年次 青野 大樹
10月28日?29日に秋田県の秋田県立武道館で開催された第57回全日本医科学生体育大会王座決定戦弓道部門にて、徳島大学医学部弓道部が団体戦優勝を飾ることができました。
西日本医科学生総合体育大会での成績上位4校と東日本医科学生総合体育大会での成績上位4校に加え、前回優勝校の名古屋大学さん、主管校の秋田大学さんの計10校で競いました。
今回の全日本医科学生体育大会王座決定戦は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2019年から4年ぶりの開催となりました。前回2019年の大会も出場しており、結果は団体戦第6位という悔しい結果でした。
団体戦は男女混合の6人で団体を組み、1立につき1人4射を引き、それを5立行います。そして合計120射での総的中数で競います。徳島大学は2年川島さん、3年中尾さん、3年森口さん、4年平野さん、5年西岡さん、6年藤山さんで団体を組みました(年次は大会時のものです)。
1立目は15中と良いスタートを切りました。ですが秋田大学さん、長崎大学さんがともに16中と全体では3 位でした。その後長崎大学さん、慶応義塾大学さんと接戦を繰り広げ4立目が終了した時点で、徳島大学60中、慶應義塾大学さん60中、長崎大学さん56中となりました。各大学僅差となり、残す5立目の結果が勝敗を大きく左右することとなりました。大きなプレッシャーの中で徳島大学の6名の選手は全員が安定した射を行い、結果として準優勝の長崎大学さんと2中という僅差で優勝を勝ち取りました。選手たちの勇姿はその場にいた部員全員の心を打つものでした。
今大会での優勝は日頃より熱心にご指導くださる森師範、応援してくださった多くのOBの先生方、本校の先生方、そして関係者の皆様のお力添えがあったからこそです。これからも部員一同、ますます精進してまいりますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします。