留学体験記
ニューキャッスル大学 医学科6年次 堺 亜紀
私は、医学教育振興財団主催の英国短期臨床留学プログラムで2023年3 月にニューキャッスル大学にて4 週間の選択実習をさせていただきました。実習では消化器外科と産婦人科、感染症内科で病棟業務や外来、手術見学を主に行い、英語での問診や身体診察、採血も経験できました。また、イギリスの家庭医であるGP の診療所を見学する機会もいただきました。イギリスの医療制度であるNHS は、無償の治療費や医療通訳など医
療へのアクセスを平等にする仕組みに目を見張るものの、一方で、長期の診療待機時間や医療従事者の賃金低下等の問題も抱えているという現状を、身をもって体験できた4 週間でした。
貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
ソウル国立大学 医学科6 年次 加藤 佑実
6年生の4 月から10週間、ソウル国立大学への交換留学で、形成外科分野で実習を行わせていただきました。大学病院及び、分院であるブンダン病院、ボラメ病院の合計3 つの病院で実習を行い、毎日たくさんの手術を見学させていただきました。そして現地学生や他の留学生と共に英語での講義にも参加させていただきました。形成外科分野にはアジア、ヨーロッパ、アメリカなどからたくさんの交換留学生が来ており、医学の勉強だけでなく、留学生同士で交流を深めることもでき、実習終わりや休日には留学生同士で観光したり、とても充実した留学生活を送ることが出来ました。
最後に、今回の留学をご支援いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
ソウル国立大学 医学科6 年次 友廣 佳奈
私は2023年4 月3 日から6 月9 日の間、韓国のソウル国立大学にて臨床実習をさせていただきました。計10週間、前半5 週間は小児科、後半5 週間は産婦人科での実習でした。まず、前半の小児科では呼吸器アレルギー分野を専攻しました。先生方は皆さん優しくとても心強かったです。1 日のスケジュールとしては午前中は教授の回診に付き添い、午後は外来を見学して、終了後夕方の回診の見学といったものでした。一度、小児科学会にも連れて行ってもらい、なかなか出来ない経験をすることもできました。後半の産婦人科は不妊の分野を専攻しましたので、基本は不
妊治療の見学や婦人科外来の見学をして、希望すれば分娩や手術を見学することができました。海外で医学を学ぶという貴重な体験をできただけでなく、休日は韓国の友達と遊ぶなど文化を学ぶこともできる貴重な10週間でした。
関わってくださったソウル国立大学の先生方や学生、留学生がどの方も優しく助けてくださり、本当にありがたかったです。
最後にこの留学をご支援くださいました皆様に厚くお礼申し上げます。
デラサールアラネタ大学(オンライン留学) 保健学科2年次 東條 有里
私は、1 年生の後期にGRIP(Global Person Resources IntensiveProgram)という英語プログラムに参加しました。この活動は、自分の視野を広げ、普段関わることが無いような人と交流を深めてみたいと考えたため参加しました。また、活動の一環として、フィリピンの大学にオンライン留学しました。ここでは、大学の先生や現地の大学生との交流の中で刺激を受けることができました。今回の留学を通して、国境を越えて友人ができ、英語の能力を高めるだけではなく、自分自身の財産となる経験ができました。今後も、このような機会があれば参加したいと思います。関わってくださった先生方ありがとうございました。
GRIP を通して交流した留学生2名と