【開催日時】2021年3月15日(月)13:00~17:30
【参加者数】23名(学内22名、学外1名)
【開催方法】オンライン開催
徳島大学の教育理念でもある「進取の気風」を“育む場”にはどのような仕組みが必要であり、今後の大学の教育改善に活かすためにはどのようにすればよいかを考えるワークショップを3月15日にオンラインで開催しました。
当日は、徳島大学教職員を中心に、学生や企業関係者が参加し、東京大学発イノベーション教育プログラムi.school*1 の手法を用いて、「進取の気風」を兼ね備えた徳島大学のエクストリームユーザーケース(突出した人)3名の事例を分析し、「進取の気風」を“育む場”に必要な仕組みについてアイデア発想しました。
参加者からは、「進取の気風」を“育む場”に必要なアイデアやそのヒントを得ることができたといった意見が多数見られたほか、「アイデア発想につなぐための手順が明確化されていて、参考になった」「研究室の運営でも行ってみたい」「研究等の取り組みの見直しになった」などワークショップ全体を通じて参加者に新しい学びの機会を提供しました。ワークショップを通じて得た示唆やアイデアについては、今後、大学の授業やゼミなど実際の教育現場での活用に展開します。
徳島大学の取り組む次世代ひかりトクシマ*2 では、イノベーション人材の育成に取り組んでおり、今回のワークショップを土台として、徳島大学におけるイノベーション教育の充実を推進していきます。
*1 東京大学発イノベーション教育プログラムi.school
i.schoolエグゼクティブ?ディレクターである堀井秀之東京大学名誉教授が開発した、社会問題を解決するアイデア創出法に焦点を当てたワークショッププログラム。本ワークショップは堀井教授の指導のもと企画?デザイン?実施しました。
*2 次世代ひかりトクシマ
内閣府の地方大学?地域産業創生交付金事業に採択された徳島県「次世代 “光”創出?応用による産業振興?若者雇用創出計画(次世代ひかりトクシマ)」の事業のこと。