【日時】平成25年1月23日(水)8:30~9:50
【場所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】
大学院ヘルスバイオサイエンス研究部
講師 志内 哲也 先生
【授業名】 『生体の統合機能』
【内容】
当日は、志内先生の授業映像を一部視聴し、志内先生の解説や大学開放実践センター高等教育支援研究開発部門教員のコメント、大学院ヘルスバイオサイエンス研究部等の教員を交え、自由討論を行いました。
先生の授業では、生物学的な見地から「情動?ストレス」に関連した授業をされています。学生の理解を促すための工夫として、学生に出席カードへ質問を書いてもらい、次の授業で質問に対して応えるといった工夫をされています。また、研究紹介を行うなど、知的活動を刺激する機会も設けており、学生の教養を高めるための工夫もされています。
自由討論では、授業のレベルをどこに設定するのかということが話題に上りました。学士力の何を重視するのか、目標設定をどのように定めるのか、学生の理解度を把握しながら、教員の考えによって設定し、授業設計をしていくこと、勉強するためには少し難しい方がよいという学生もいるので、少々難しくても研究に触れさせ、理解を促すための視点を提供すること、予習?復習の機会を設けて学びを深めたり、知識を広げたりする機会があってもよいのではないかという意見が共有されました。また、学生がより集中するように、出席表を用いて誰がどこにいるのかを把握し、寝ている学生は欠席にすると伝える方法や、遠隔ポインタを用いて机間巡視をしながら講義を行うなどの方法も共有されました。
主催:徳島大学 大学教育委員会?FD専門委員会
共催:徳島大学 医学部FD委員会