【日時】平成24年12月6日(木)13:30~14:50
【場所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】
大学院ソシオ?アーツ?アンド?サイエンス研究部
准教授 王 冷然 先生
【授業名】 『民法入門』
【内容】
当日は、王先生の授業映像を一部視聴し、王先生の解説や大学開放実践センター高等教育支援研究開発部門教員のコメント、大学院ソシオ?アーツ?アンド?サイエンス研究部等の教員を交え、自由討論を行いました。
先生の授業では、有名な事件を取り上げ、そこから民法の条文や考え方について基礎的な事を学んでいくといったスタイルで、学生の興味?関心を大切に授業を進められています。また、授業の要所で学生に意見を求めたり、よく考えさせるための質問を投げかけて答えてもらうといったような学生?教員間のやり取りも取り入れられ、アクティブな授業をされています。
自由討論では、教員が学生をよく見て授業を進めていくにはどうすればよいか、また、学生が活発に議論するための支援をどのようにすればよいかということが話題に上りました。初めての授業をする際は、学生をよく見るための余裕がないが、慣れてくると段々学生を見る余裕も出てくること、また学生同士でペアやグループで意見をまとめてそれを発表させることで、学生もよく考え、意見を活発に出しやすくなることなどが話されました。
また、今年度から導入された出席カード管理システムと合わせて、ちょっとした工夫(例えば、教室のどこに誰が座っているかわかる座席表を授業中に記入してもらう、コミュニケーションカードなどを書いてもらう)をすれば、学生も遅刻や途中退出をせずに授業に参加するようになることなども話されました。
主催:徳島大学 大学教育委員会?FD専門委員会
共催:徳島大学 総合科学部FD委員会