【日時】平成24年2月24日(金)17:00~18:20
【場所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】
大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 医療創生科学部門
准教授 永井 宏和 先生
【授業名】 『口腔外科学』
【予定内容】
永井先生の授業ビデオを一部視聴し、永井先生の解説や大学開放実践センター高等教育支援研究開発部門教員等の教員を交え、自由討論を行いました。
先生の授業では、解剖や手術の手順について、図による解説や実際の手術の写真、映像を活用することで、手術の具体的なイメージをつかめるよう意識して講義をされています。手術では関連する分野の知識統合が必要になることから、学生が臨床を学ぶ前に、必要な知識を学ぶ事の重要性に気づかせ、自主的に専門知識を学びとっていくような関わりを意識されています。また、国家試験のポイントも示され、学生の将来へつなげる講義を意識されています。
自由討論では、医療分野の新たな知識が常に更新され、学ばなければならない内容が増える中で、「どこまで教えるか?」が難しく、自己学習を促す関わりが重要になってくることが話されました。授業内容を多くしがちではあるが、ある程度ポイントを絞って内容を決めていくことに加え、学生にもっと学ばなければ困るということに気づかせ、なぜ学ばなければならないのか?学びの意義を伝えていくことも必要であることが共有されました。
また、年々国家試験も難しくなり、臨床も重視される中で、そこへつなげて授業を設計してくことの重要性なども話されました。
主催:徳島大学 大学教育委員会?FD専門委員会
共催:徳島大学 歯学部FD委員会