アイスブレーキングの様子
今年度最初の全学FD推進プログラムとなる合宿ワークショップ研修(FD基礎プログラム)が、独立行政法人「国立淡路青少年交流の家」にて開催されました。
参加者は新任教員8名、学外講師1名、運営メンバー教員6名、事務職員5名でした。
FD基礎プログラムの目標
?徳島大学全学FD活動の理念と活動計画を理解する。?授業を計画し、実施し、評価する方法を体得する。
?授業研究の仕方を理解し、実践できるようにする。
?FDの共同実践者として仲間づくりができる。
実施日時?会場
日 時:平成18年6月10日(土)~11日(日)会 場:国立淡路青少年交流の家(南あわじ市阿万塩屋町)
参加者
所属 | 氏名 |
---|---|
総合科学部 | 西山賢一 |
医学部 | 工藤英治 本田浩仁 |
薬学部 | 植野 哲 水口博之 |
工学部 | 高橋浩樹 藪谷智規 柘植 覚 |
■運営スタッフ
曽田紘二、廣渡修一、森田秀芳、川野卓二、宮田政徳、神藤貴昭、奈良理恵
(大学開放実践センター)
プログラムの内容
大まかには、次のような順序の流れで行われました。
?参加者同士のアイスブレーキング
?「学生から見た良い授業?悪い授業」のアンケートの分析のワークショップ
?講義「講義の仕方?話し方?展開の仕方」
?講義「授業の計画から準備まで」
?各グループに分かれて、ミニ授業の計画と準備(環境班?情報班)
?講演「学生を「理解」するということは」 (京都大学?大山泰宏先生)
?FDリーダー?SDとの共有
?環境班、情報班の2グループが作成したシラバスによって、持ち時間15分間以内での全員の授業発表と、それに対する検討?討議
合宿の報告
本年度は、参加者が、情報班(授業テーマが「情報」)と環境班(授業テーマが「環境」)に分かれ、各班のメンバーでリレー式講義(90分?全15回)をおこなう」という設定で、参加者全員によるミニ授業発表を行いました。
シラバス作成やミニ授業発表の準備、講演など、1?2日目ともハードなプログラムでしたが、参加された先生方は今年も熱心に活動されました。特に今年はじめて試みた、全員によるミニ授業は、パワーポイントを使い、素晴らしいものでした。その評価も高く、この成果が、さらに今後の日々の授業に生かされるよう願っています。
各プログラムの様子
講義「授業の計画から実施まで」
担当:大学開放実践センター 神藤貴昭先生
「ミニ授業」発表会
情 報 班 | |||
授業テーマ「生物における情報伝達(Ⅰ) どのように生物は進化してきたか?」 医学部:本田浩仁先生 |
授業テーマ 「情報論(Ⅰ)情報量とは?」 工学部:高橋浩樹先生 |
授業テーマ「情報リテラシー(Ⅰ) 健康情報のとらえ方」 薬学部:植野 哲先生 |
授業テーマ「13.情報セキュリティ(Ⅱ) 個人情報保護法について」 工学部:藪谷智規先生 |
環 境 班 | |||
授業テーマ 「地球環境の特徴 -気候変動-」 総合科学部:西山賢一先生 |
授業テーマ 「⑤人体と環境--食物?化学?物質--」 医学部:工藤英治先生 |
授業テーマ 「ごみ---リサイクル---」 工学部:柘植 覚先生 |
授業テーマ 「環境再生とその実践」 薬学部:水口博之先生 |
講演「学生を「理解」するということは」
京都大学 大山泰宏先生
FDリーダー?SDとの共有