日時 | 平成20年8月28日(木曜日) 14時~15時 |
場所 | 徳島大学工学部共通講義棟 K507講義棟 |
講師 | Martin Hundhausen(マーティン?フントハウゼン)氏エアランゲン-ニュルンベルク大学 物理工学部 教授(NGO団体「ソーラーエネルギーエアランゲン」会長) |
演題 | 太陽エネルギー利用の展望(ドイツの事例から) |
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講師のフントハウゼン教授は、ドイツにて御専門の半導体光物性の研究を行う一方、太陽エネルギー利用促進に関するNGO団体の代表としてソーラーシステムの学校施設への導入、子ども向けのTV教育番組の作成に精力的に取り組まれています。
また、本講演は日本語で行われ、一般向け講演として行われますので専門の方に限らず、学部生?高校生を始め一般の方々の積極的なご参加をお待ち申し上げます。
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現在、我々は化石燃料や原子力に依存した生活を送っています。日本と同様にドイツでは資源が少なく、それ故、それらの輸入に頼っているのが実情です。さらに、二酸化炭素排出に伴う気候変動や放射性廃棄物の問題は我々の子孫の世代に大きな脅威をもたらしています。ドイツ南部に位置するエアランゲン市における取り組みを紹介しながら、効果的な技術と再生可能なエネルギーを用いることで如何にして化石燃料を代替するかを紹介致します。
具体的には大きな電力を発電することの出来る太陽光発電システムを備えた家屋や学校について紹介いたします。さらに、太陽エネルギー利用を教育の重要な要素として位置づけるため、我々の活動などによってエアランゲン市は全ての学校が太陽光発電設備を備えた世界で初めての大都市になりました。これには、ドイツが太陽エネルギー利用で日本を追い越す原動力となったドイツ再生エネルギー法が強く関係しており、これについてもご紹介いたします。
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本講演は徳島大学国際教育研究交流資金の援助を受けて開催致します。
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参考紹介記事
- きょうと経済新聞:マーティン?フントハウゼン氏の紹介記事学外の別サイトへ移動します
- エアランゲン市街-街ぐるみの「環境ギャンブル」:省エネギャンブル、どちらの氷が先に溶ける?学外の別サイトへ移動します
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大学院ソシオテクノサイエンス研究部 エコシステム工学コース 富田 卓朗
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