口腔分子病態学分野
- 自己免疫疾患の病態機序に関する研究
- 発がん?がん転移に関する研究
- ユビキチン?プロテアソームに関する研究
- ナノマテリアルの免疫反応に関する研究
- 環境ホルモンと免疫システムに関する研究
- アレルギー疾患に関する研究
- 腫瘍免疫に関する研究
本分野は、自己免疫疾患をはじめとした免役疾患の病態解析、発癌の解明及び新たな癌治療を目指した研究を進めています。シェーグレン症候群、関節リウマチ、I型糖尿病に加え金属アレルギーなどの疾患モデルを用いて発症の分子メカニズムの解明から診断や治療法に至る臨床応用に向けた研究を展開しています。一方、ユビキチン分解による細胞周期調節の異常がもたらす発癌メカニズムや口腔癌の浸潤に関わる分子機序を明らかにすることにより、新たな癌の診断?治療法への応用を試みています。さらに、環境ホルモン、ナノマテリアルの免疫毒性に関する研究に加え、新たな腫瘍免疫システムの解明と癌治療への応用の可能性を模索しています。